ゴンの三度目の飼い主

我が家で飼っているペットは柴犬の「ゴン」です。
ゴンは今まで2回飼い主が変わっています。いずれも飼い主が引っ越しでペットが飼えなくなり、我が家に来る前は隣の家で飼われていたのですが、もう飼えないからと保健所に連れて行かれる寸前で私の母が引き取りました。

とても人懐っこい犬なのですが、時々豹変したように険しい表情になって噛み付いてきます。
きっと捨てられたというショックが、心に深い傷となって残っているのでしょう。

ゴンは車に乗るのが好きで、よくドライブに連れて行きます、助手席より後部座席が好きなようで、いつも後ろ向きで景色を眺めています。ルームミラーに映るゴンの後ろ姿がとても愛くるしいです。
ドライブ先の港の桟橋で小さいカニを取ろうと夢中になるのですが、これも何か間抜けでカワイイです。

ゴンは以前焼き鳥の串を飲み込んでしまい、入院したことがあります。その時ゴンの見せた表情が忘れられません。とても怯えた、悲壮な表情で吠えもせずこちらを見ているのです。

また捨てられた…という恐怖と悲しみが襲ってきたのでしょう、2日とはいえ、大変辛い思いをさせてしまいました。

以前は、散歩中に前の飼い主と似た人を見ると突然興奮して走り寄ろうとしましたが、最近はそういうこともなくなり、ようやく新しい主人として認めてくれたのかな…と思います。

人間の身勝手で傷ついてしまったゴンですが、最後の飼い主が一番良かったと思ってくれるといいな、と思います。